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パーキンソン病で「身支度や家事などの生活動作に時間がかかる」のはなぜか?
みなさん、こんにちは!
ナッセケアベイス宝塚
理学療法士の城内洋人です。
本日は、
パーキンソン病で「身支度や家事などの生活動作に時間がかかる」のはなぜか?
についてお話させて頂きます。
ぜひ、最後までお付き合いください!
年齢や性格の問題だけではない理由
パーキンソン病と診断されてから、
「着替えにやたら時間がかかるようになった」
「料理や洗濯が以前より大変に感じる」
そんな日常の変化に戸惑っていませんか。
ご本人としては、
「丁寧にやっているだけ」
「年齢のせいかもしれない」
そう受け止めていることも多い一方で、
ご家族からは
「動作が遅くなった」
「手伝った方がいいのか迷う」
といった声が聞かれることも少なくありません。
実はこれらの困りごとは、
怠けているわけでも、性格の問題でもなく、
パーキンソン病の特性が日常動作に表れているケースが多くあります。
困りごと① 動作を始めるまでに時間がかかる
ボタンを留める、包丁を持つ、洗濯物を干す。
一つひとつは難しくないのに、
「始めるまで」に時間がかかることがあります。
これは、動作をスタートさせるための脳の指令が、
以前よりスムーズにつながりにくくなっているためです。
やり方を忘れたわけではなく、
「最初の一歩」が出にくい状態です。
パーキンソン病と診断されてから、
「着替えにやたら時間がかかるようになった」
「料理や洗濯が以前より大変に感じる」
そんな日常の変化に戸惑っていませんか。
ご本人としては、
「丁寧にやっているだけ」
「年齢のせいかもしれない」
そう受け止めていることも多い一方で、
ご家族からは
「動作が遅くなった」
「手伝った方がいいのか迷う」
といった声が聞かれることも少なくありません。
実はこれらの困りごとは、
怠けているわけでも、性格の問題でもなく、
パーキンソン病の特性が日常動作に表れているケースが多くあります。
目次
1 困りごと① 動作を始めるまでに時間がかかる
2 困りごと② 動きが細かくなり、結果的に時間がかかる
3 困りごと③ 同時にいくつもできなくなる
4 困りごと④ 疲れやすさが影響している
5 まず自宅で意識できるポイント
6 セルフケアの限界と、専門家に頼るべき分岐点
7 「できなくなった」と決めつけなくていい理由
8 まとめ
困りごと① 動作を始めるまでに時間がかかる
ボタンを留める、包丁を持つ、洗濯物を干す。
一つひとつは難しくないのに、
「始めるまで」に時間がかかることがあります。
これは、動作をスタートさせるための脳の指令が、
以前よりスムーズにつながりにくくなっているためです。
やり方を忘れたわけではなく、
「最初の一歩」が出にくい状態です。
困りごと② 動きが細かくなり、結果的に時間がかかる
本人は普通に動かしているつもりでも、
実際には手や体の動きが小さくなり、
何度も同じ動作を繰り返すことがあります。
その結果、
着替えや調理といった作業に、
以前より多くの時間が必要になります。
困りごと③ 同時にいくつもできなくなる
以前は、
料理をしながら洗濯機を回す
着替えながら次の予定を考える
といったことが自然にできていた方でも、
一つの動作に集中すると、他が止まりやすくなります。
これは注意や切り替えの負担が増えているためで、
決して意欲が落ちたわけではありません。
困りごと④ 疲れやすさが影響している
身支度や家事は、
見た目以上に全身を使う動作の連続です。
姿勢を保つ
細かい手の操作を続ける
考えながら動く
これらが重なることで、
途中で疲れやすくなり、動作がさらにゆっくりになることもあります。
まず自宅で意識できるポイント
無理にやり方を変える前に、
次のことを3日ほど意識してみてください。
一つの作業を細かく区切っているか
途中で呼吸が止まっていないか
「急がなきゃ」と力が入りすぎていないか
これだけでも、
日常動作が少し楽に感じる方もいます。
ただし、3日ほど意識しても負担感が変わらない、むしろ疲れやすくなる場合は、
セルフケアだけで調整するのが難しい可能性があります。
セルフケアの限界と、専門家に頼るべき分岐点
工夫や意識づけはとても大切です。
しかし、動作の感覚や姿勢の使い方がズレている状態で、
自己流の工夫を重ねると、
かえって動きにくさが強まることもあります。
特に、
「頑張っているのに楽にならない」
「疲れが溜まりやすくなっている」
と感じる場合は、
動作そのものを一度整理する視点が必要になります。
当施設では、
パーキンソン病の方の日常生活動作について、
運動だけでなく、姿勢や動きのつながりまで含めて確認します。
「できなくなった」と決めつけなくていい理由
身支度や家事に時間がかかるようになると、
「もう任せた方がいいのかもしれない」
と感じる方もいます。
確かに、環境調整や役割の見直しが必要な場面もあります。
ただ一方で、
やり方や体の使い方を整理することで、
今の生活を維持しやすくなるケースもあります。
大切なのは、
できる・できないで判断することではなく、
「今、どこで負担がかかっているのか」を知ることです。
まとめ
パーキンソン病で身支度や家事に時間がかかるのは、
年齢や性格の問題ではありません。
動作の始めにくさ
動きの大きさ
注意の使い方
疲れやすさ
これらが重なって起こる、日常生活ならではの困りごとです。
自分で工夫できることと、
専門的な視点が役立つ場面。
その境目を知ることが、これからの生活の安心につながります。
いかがでしたか?
これからもナッセケアベイス宝塚は、
パーキンソン病の方々の
「この先も自分らしく生きていきたい!」
を叶えるために最善と全力を尽くして参ります。
引き続き、よろしくお願いいたします!
~ナッセケアベイス宝塚~
2023年4月に新規オープンした「パーキンソン病・がん等の難病対応」が可能な住宅型有料老人ホームです。
24時間看護師・介護士常駐、理学療法士・言語聴覚士配置、ターミナル・リハビリ対応を強みとしています。
各疾患に強い内科・神経内科・耳鼻咽喉科・歯科提携医や薬局との連携により、「最期まで自分らしく生きる」をテーマに過ごせる環境とそのために必要な支援を行います。
「この先もあなたらしく人生を生きてほしい!」
そんな毎日をナッセケアベイスと共に…
お問い合わせお待ちしております。
㈱ナッセ
ウェルネスケア事業部/マネジャー
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城内 洋人
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